投資は怖い?むしろ”やらない方が怖い”理由と実体験からの学び

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投資は怖い?むしろやらない方が怖い理由と実体験からの学びを解説する記事のアイキャッチ画像。悩む人のシルエットと、上昇と下降を示すグラフを背景にしたデザイン。

”投資はギャンブルみたいで怖い…”そう思っていませんか?

実は、今の日本で投資をしないことの方が、将来にとって大きなリスクになり得ます。

特にインフレが進む現在、現金の価値は毎年少しずつ目減りしているのです。

僕自身も数年前までは、”投資なんて危ない”と思い、銀行預金だけで資産を守ろうとしていました。

しかし、物価の上昇と給料の伸び悩みを目の当たりにして考えが一変。そこからインデックス投資を始めたことで、将来に対する安心感が格段に増しました。

この記事では、

投資を”やらないこと”のリスク

インフレによる資産価値の概算シミュレーション

投資を怖がらずに取り入れるための考え方

僕の実体験から学んだリアルな気づき

について解説していきます。

読み終える頃には、”投資は怖い”から”投資をしない方が怖い”へと視点が変わるはずです。

目次

投資を怖がる前に知っておくべき”インフレの怖さ”

現金の価値は目減りする

日本では2022年頃からインフレ(物価上昇)が加速しました。スーパーで食材を買うときや、電気代・ガス代の請求を見ると高くなったと感じる方も多いでしょう。

実際に、2025年7月分(2025年8月22日公表)の日本の消費者物価指数(総合指数)は、2020年を100とした場合で111.9となり、前年同月比は3.1%の上昇を示しています。

詳細はこちら:総務省統計局 2020年基準 消費者物価指数 全国2025年(令和7年)7月分(PDF)

そして気をつけたい点は、このインフレが進むと現金の購買力が落ちるということです。

例えば、毎年2%のインフレが30年続いた場合:

• 現在の100万円 → 30年後には約55万円の価値

• 資産価値が半分近くに目減り

給料などの収入がインフレに合わせて上がれば良いですが、実際にはそうはいきません。

僕の周囲の会社員仲間でも、ここ数年ほとんど昇給がない人が大半です。

➡️ つまり”現金だけで資産形成する”のは、将来の資産形成において実はとても不利なのです。

投資=ギャンブル?それとも堅実な資産形成?

投資を怖がる人の誤解

”投資はギャンブルだからやらない”

僕の職場でもよく耳にする言葉です。確かに、短期売買やハイリスク銘柄への集中投資はギャンブル的な要素があります。

しかし、インデックスファンドへの長期投資はまったく性質が異なります。

インデックス投資の信頼性

代表的な全世界株式インデックスファンド(例:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))は、以下のようなデータが公表されています。

長期的な平均リターン:年率約5〜7%(過去の全世界株式データから)

リスク(価格変動幅):短期では下落することもあるが、15年以上保有すれば元本割れの可能性が0%に近づき、資産が増える可能性が高まることが示されている

また、『ウォール街のランダム・ウォーカー』(バートン・マルキール[著] 日本経済新聞出版)という投資の名著では、S&P500指数に15年以上投資した場合、1950年から2020年までのどの期間でも、マイナスリターンになった期間は一度もないというデータが紹介されています。

➡️ つまり、投資を正しく理解して長期で続ければ、ギャンブルではなく再現性のある資産形成手段になるのです。

金融庁の特設サイト(資産形成の基本:NISA特設ウェブサイト:金融庁)でも、”長期・積立・分散”投資がおすすめされています。

投資を始めないことこそ”最大のリスク”

僕自身も投資を始める前は”怖いからやめておこう”と思っていました。

でも、何もせずに数年が過ぎたとき、インフレで生活費がじわじわ上がり、”このままでは将来のお金が足りないかも”と不安になりました。

そのとき気づいたのは:

• 現金だけを守ることが、逆に資産を減らすことにつながる

• ”投資しないこと”こそがリスクそのもの

という事実でした。

初心者でも安心できる投資の始め方

まずは生活防衛資金を確保

投資を始める前に、生活費半年〜1年分程度の現金を確保しておくと安心です。

急な出費があっても投資資金を切り崩さずに済みます。

積立投資で少額からスタート

• 毎月1〜3万円でもOK

• NISA口座で”つみたて投資枠”(非課税枠)を活用

• 自動積立で放置しても資産形成できる

僕も最初は毎月1万円から始めましたが、少額でも積み重ねれば資産が増えていくのを実感できます。

長期目線を持つ

• 投資は短期で成果を求めない

• 10年、20年と時間を味方につける

• 下落局面も”将来の買い時”と捉える

この視点を持つだけで、投資の怖さが一気に減ります。

投資をすることで得られる未来

投資を続けることで得られるメリットは大きいです。

• インフレに負けない資産形成ができる

• 将来のお金の不安が軽減される

• 老後資金や子どもの将来的な教育費にも備えられる

僕自身、数年前より”お金に対する漠然とした不安”が小さくなり、生活や仕事にも前向きになれました。

まとめ

今回は”投資は怖い?むしろやらない方が怖い理由”について解説しました。

• インフレが進むと現金の価値は減少する

• インデックス投資はギャンブルではなく堅実な資産形成の手段

• 投資を始めないことこそ最大のリスク

• 少額から始めて、長期で積み立てるのが王道

お金の不安をなくす第一歩は、”正しく怖がること”。投資をギャンブルだと決めつけるのではなく、インフレに備える手段として味方につけることが大切です。

将来の自分や家族の安心のために、今日から一歩踏み出してみませんか?

※本記事は筆者の私見や体験に基づく参考情報です。将来の成果を保証するものではなく、内容の利用はご自身の判断と責任でお願いいたします。

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