
こんにちは!
今回は僕がお金を貯められるようになったきっかけとなった一冊、
**『バビロンの大富豪』**から、心に残っている内容をご紹介します。
特に今回は、**第一話「財産を築くには不滅の原則がある」**から抜粋してお届けします。
📚 なぜお金が貯まらないのか?──学ばないから
この本でまず印象的だったのは、
**「お金が貯まらないのは、お金について学んでこなかったからだ。」**という指摘です。
作中では、金貸しのアルガミシュという人物がこんなことを言うんですね。
「今までギリギリの生活しかできなかったとすれば、それは“富を築く法則”を知らなかった、もしくは守らなかったからだ。」
これはまさに自分のことだと思いました。
僕の実家は本当にお金がなくて、高校生の頃はアルバイト禁止の学校だったんですが、
学費や交通費を工面するために特別に許可をもらって働いていました。
両親からは「お金に執着するとロクなことにならない。」とよく言われていて、
それがどこかで「お金=悪いもの」っていうイメージに繋がっていて、お金の勉強をしたことが無かったんです。
でも今思えば、「お金に振り回されない人生」を送るには、
お金と正しく向き合うことが何より大切だったんですよね。
💰 稼いでも、使い方を知らなければ意味がない
次に印象に残ったのは、「お金を管理できないと、いくら稼いでも貯まらない」という教えです。
アルガミシュはこう言います。
「一気に大金を手にした者は、ほとんどの場合、それを使い果たしてしまう。節度がないと、欲望に振り回されて破滅してしまうのだ。」
これは本当に実感があります。
僕の父は、いつもお小遣いを前借りして、お酒やタバコに全部使っていました。
僕がアルバイトで稼いだお金も、知らないうちに嗜好品に消えていたかもしれません。
そんな家庭環境でも、母がやりくりしてくれていたのは本当にすごかったなと今では尊敬しています。
結局のところ、**「管理できないお金は貯まらない」**んですよね。
だからこそ最初は簡単な家計簿をつけて、
お金の出入りを“見える化”するだけでも、すごく効果があります。
「お金のコントロール力」が、お金持ちへの第一歩なんだと思います。
🌱 富は小さな種から育つ ── 先取り貯金のすすめ
ここで、アルガミシュが教えてくれる“貯蓄の原則”を紹介しますね。
「わしが富への道を見つけたのは、稼いだお金の一部を“自分のもの”として取っておくと決めた時だ。富は一本の木のように、小さな種から育つ。その最初の一枚の銅貨が種となり、やがて大きな富になる。」
アルガミシュは、こうも言っています。
「最低でも稼ぎの十分の一は、貯めなさい。ほかの支出を削ってでも、それを確保するのだ。その宝が増えるにつれて、心は豊かになり、人生は楽しくなる。」
…つまり、「先取り貯金」と「投資」ですね。
僕も、資産形成を始めたばかりの頃は、十分の一からスタートしました。
それくらいなら負担が少ないし、心理的にもハードルが低くて、続けやすいんですよね。
慣れてきたら、少しずつ割合を増やしていく。
そうやって、少しずつ「お金が増えていく喜び」を感じられるようになりました。
⚠️ 高すぎる利回りと怪しいアドバイスに要注意
またアルガミシュは、「うまい話には注意しろ」とも忠告しています。
「高利回りの話は人を惑わす魔女のようなもの。
欲を出せば、損失と後悔の渦に飲み込まれるだけだ」
さらに、「知識のない人にアドバイスを求めるな」とも。
「宝石のことをレンガ職人に聞くのか?
星座のことを知りたければ、パン屋ではなく占星術師のもとに行け」
実際、僕もFXや仮想通貨で大失敗した経験があります。
幸い、今は取り戻せましたが、本当にこの言葉が身に染みます。
無理な利回りを狙うよりも、例えば**楽天証券やSBI証券で「オルカン」**をコツコツ積み立てる方が、よほど安定的です。これは多くの専門家も勧めていますし、万人向けだと思います。
⏳「今」も楽しもう。人生のバランスが大切
最後にアルガミシュは、「貯めすぎることにも注意」と教えてくれます。
「収入の一部は将来のために取っておこう。でも、今の生活を犠牲にしてはならない。
人生は素晴らしく、楽しむためにあるのだから」
お金は、人生をより豊かにするための“手段”です。
稼ぐことに必死になりすぎて、家族や友人との時間を失ってしまったら本末転倒ですよね。
だからこそ、お金・時間・心のバランスをとることが何より大切なんだと思います。
✅ まとめ
今回は『バビロンの大富豪』から、僕が実生活で実感した教えをいくつかご紹介しました。
📌 お金について学ぼう
📌 自分で稼いだお金は自分で管理しよう
📌 先取り貯金は1割からでOK
📌 怪しい投資話に乗らない
📌 人生の今この瞬間も大切にしよう
この本は難しい理屈ではなく、物語を通して“お金の本質”を教えてくれます。
この本に興味をもった方は、リンクを貼っておくので、ぜひチェックしてみてくださいね!